2009/01/18

カレーパーテイーに見るセネガル的寛容さ

先月のことであるが、イギリスにいる姉がクリスマス休暇でセネガルにやってきた。
そこで、いつも夕飯を世話になっているchef宅でカレーを作り、chefの家族と同僚、日本人ボランティアを呼んでみんなで食べた。材料はたっぷりの野菜と内海で獲れるエビ。盛りつけはセネガル的に。

セネガル人は以外と保守的と言われる。確かにセネガル料理は5、6種類あるがそれ以外の料理を食べるのを見たことがない。それでも、カレーは舌に合ったようで、大きなプレートにのったカレーは全てなくなった。

しかし、その中で女の子の一人が口に合わなかったようで、彼女は一人魚を焼いて食べていた。大きな皿でみんなで食べるのが団結の象徴であるセネガル文化。多数の人が気に入ったとしても、一人だけ排除するということは文化的にあまりよろしくないのだろう。セネガル人が保守的と言われる理由、それはセネガル的寛容さなのかなと思ったりした。

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匿名 さんのコメント...
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