3連休をつかい、開発業界に名高い野田直人氏のセミナーを受けてきた。
野田氏曰く、「途上国の人々は合理的であり、不合理なのは我々だ。」
ここでいう合理性とは、日常の経済的な判断である。
厳しい環境に生きる途上国の人々。彼らがひとたび判断をあやまると、奈落のそこへ落ちてしまう。
それに比べて、先進国に住む我々は余裕があるため、不合理な判断をしてしも死ぬことはない。
マンガ「バガボンド」において、佐々木小次郎は生きるか死ぬかの環境に身をおくことによって、「最強最速の剣」を体が獲得するのだった。そんな(体と対話している)小次郎を武蔵は「理の中にいる」と表現する。
途上国の人々は、経済学を学んだわけではない。
彼らは生きるか死ぬかの瀬戸際におり、本能的に判断をくだしているのだ。
つまり、合理的な判断をするために学術的な知識は必要でないのだ。
そして、その判断は最強最速なのである。
我が家のお風呂事情
10 年前
0 件のコメント:
コメントを投稿