9月半ば、同任地のN隊員の住居から政府住宅に引っ越しした。
N隊員の住居はその任地の中では豪華で新しい家だった。
家賃も隊員住居費の上限100000F(約25000円)
新しく引っ越した我が家は政府住宅なので、無料。
この2つの家は、その金額差が表すとおり、天国と地獄...。
あえて良い表現を使うなら、我が家は「自然と一体化した家」だ。
長い間手入れされていない庭の木はのびきって、屋根を覆うような格好だ。
塀の外は雨期の間に僕の背丈にまでのびた雑草。
塀には、蜂の巣、蟻の巣。トイレに行くとゴキブリの巣だ。
部屋の壁は穴と隙間だらけ。蚊も自由に出入りできちゃう始末。
蛇に1M級のジャイアントトカゲ、巨大ムカデに、蜂の大群。
さらにマングースまで(これには感動!)。
事件は絶え間なく起こり続ける。
うむ、ここを「里山的住居」と名付けよう。
こんな家でも地元の皆さんの助けもあり、なんとか人間の住むレベルになった。
人間と自然の間の少し距離をあけることができたのだ。
まず、庭の雑草を抜き、殺虫剤で虫の巣を破壊した。
屋根の木も切る予定だ。JICAに壁の隙間もどうにかしてもらおう。
とにかく、ここであと1年半暮らすのだ。
こんな感じで村の開発以前に家の開発に忙しい今日このごろです
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