その一方で、日本で本当に生きていけるのだろうか?という不安もある。アフリカの村でくらしていると、もちろん不十分なインフラなど日本とは違う困難さを感じることもあるが、やはりセネガル社会で生きていく方が圧倒的に楽と感じるのだ。
why?
一、彼らは自分の心に正直なのだ
欲しいと思えば声高に叫び、暑ければ日陰で休み、眠いと感じれば寝る。
僕もおばちゃんたちと子供のような喧嘩をしながら活動している。
感情に急ブレーキをかけることなどない。
ゆがめる必要もない。ただ、ありのままに。
二、彼らは寛容なのだ
人間関係における自由は時としてエゴとエゴの衝突を生むものだ。
人間関係における自由は時としてエゴとエゴの衝突を生むものだ。
それでも次の日になると全て忘れてしまう部分が彼らにはある。
それじゃ責任はどうなるの?と感じることもあるが、許し許されながらある意味「神の国」を実現しているのかもしれないと感じるわけである。
三、彼らは助け合う、人の垣根を越えて
社会保障システムなど機能していないセネガル。
だからこそなのだろうか。彼らはいかなる時も助け合って生きている。
僕には確信がある。困ったことが合ったら、絶対に助けてくれる人がいることを。
その確信は僕に絶対的な安心感をあたえてくれるのだ。
安楽の国、セネガル。
僕はこの国の社会的な遺伝子を日本に持ち帰ることになるだろう。
それを保ち続けながら生きていくことは、日本において難しいことなのだろうか?
6 件のコメント:
初めてコメントします。
2010年3月末にJOCV村落開発普及員としてセネガルに派遣されることになった者です。案件調査票によればンダンガンサンブ、ジルンダで活動するとのこと。どんなところか知ろうと地名をググったらnowhereさんのブログがヒットしました。
もしかしたらこれから、いろいろと質問させていただくかもしれませんので、宜しくお願いします。
※一方的ですみません。不適切なコメントと判断された場合には、削除いただいてかまいません。
初めまして、こんにちわ、ばり。さん
その案件調査票によると、ばり。さんは僕の後任という形で派遣されることになっているのでしょうね
残念ながら、僕は2010年3月末に帰国するので、ばり。さんと直接お会いすることは難しいでしょう
できれば、一ヶ月でも活動をともにして、村をまわりながら、いろいろと情報の共有だとか引き継ぎをしたかったのですが...
でも、この段階で連絡をいただいたのは僕にとってうれしい限りです。ブログ上ではなんなので、ぜひメールの方に連絡をください。詳しい活動村の資料を送ります。
さっそくの返信コメント、ありがとうございます。
私の出発時期に帰国されるんですね。
直接お会いできないのは残念ですが、せっかくの後任となれば、いろいろとお話を伺いたいので、今後も宜しくお願いします。
連投してすみません。
メールは私のBloggerプロフィールに「Email」とあるので、そこからご連絡いただけると助かります。あるいは、私のブログのメールフォームをご利用ください。
メールアドレスをおおっぴらに公開することに抵抗があるので、こうした形を取らせていただきました。お手数かけます。
墓参り行ったカーーー!?
生きていけるよ。それは空っぽの私でも自信もって言えますわ~。あと7カ月おきばりやす。
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