マジックランドに行ってきました

ダカール市内を海沿いに走っていると、ひときわきらびやかな光を放つ一帯がある。

中心に建っているのは爛々と光る観覧車。

そう、そこはマジックランド。その名のとおり魔法の世界。

セネガルのディズニーランドである。

マジックランドのうわさは先輩隊員からかねがね聞いていた。

そこは、「命がけの遊園地」「ワニコがきく（値段交渉可能な）遊園地」だとか。

実際のところはどうなのか？我々はそれを確かめるためにもマジックランドに訪れた。

着いて見ると、思ったより人が多いことにびっくり。

セネガル人には人気のスポットであるようだ。

まず、一番気になっている観覧車のところへ。

小さい！高さは１０Mも無いほどか？乗ると、ものすごいスピードで回り始める。

これはもはや観覧車ではない。

１０秒もたたない間に１周が終わってしまう。

早っ！と思いきや２周目に突入！

３周目もとまることなく、回り続け、ついには５周目の頂点で止まった！

するとなぜか逆回転に回り始めるではないか。

ガクガクガクガクっと奇妙な音をたてながら、観覧車は我々を地上へと降ろしてくれた。

次に乗ったのは、トロッコでまわるお化け屋敷。

さすが、お化け屋敷。暗い、というより真っ暗で何も見えない。

時々、フラッシュが光るが何もない。意味不明な暗闇の世界。

アトラクションの最後になぜか、天井にぶら下がっているぬいぐるみが顔に当たる。

意味不明。

そんなこんなで我々は約３０分で小さな遊園地を堪能し、帰ってきた。

アトラクションの入場料も、係の人次第でワニコ（値段交渉）してくれることが判明。

日本のディズニーランドじゃ犯罪ですね。

しかし、それはそれは日本の常識じゃ考えられない夢のような遊園地でした。