照りつける太陽。じめじめとした空気。
雨期も終わる気配を見せない9月2日、ラマダン(断食)が始まった。
イスラム教徒にとって、ラマダンは重要な宗教行事の一つ。
1ヶ月間、日中の飲食が禁じられ、敬虔な信者は唾も飲まないらしい。
人々は夜明け前(6時ぐらい)になると朝ご飯(パンやミレット)を食べる。
日の入り前の19時になると嬉しそうにフランスパンをかじる。
そして待ちに待った1日のディナー(米の料理)が21時ぐらい。
そんなわけで街全体がラマダンモードになり、僕が起きる朝8時にはパンは売っていないし、昼時には普段にぎわっているレストランもお休み。
男達は(これはいつものことかもしれないが)昼間なにもせず日陰で昼寝している。
普段お昼ご飯の支度に忙しい女性達も、家からでてきておしゃべりしている。
当然のことだがストレスもたまるのだろう、ラマダン中はけんかも多くなるらしい。
このくそ暑い中よくやるなぁと関心するも、朝飯のパンぐらい置いとけよ、と正直思うのだが、みんながラマダンしている中、大っぴらに食べれないし、と色々とラマダン中は気を使うわけである。まぁ気を使いながらも僕は純粋な仏教徒なので自炊して食べるわけだが。すみません、イスラム教徒のみなさん。
ラマダンの義務から解放されるのは、子供と妊婦、それに病人だ。
移動中、飲料水を飲むことは許されている。
また、1年で断食を小分けに行うことも可能らしい。例えば1ヶ月に3日というように。
一日5回のお祈りやラマダンなど、何かと忙しいムスリムの皆さん。
のこり3週間がんばってください。
僕は来年挑戦するよ。イッシャラー
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