>>イスラーム法では男性は4人まで妻を有する権利を有する一夫多妻制であるが、これは少なくとも建前の上では男尊女卑的な思想に基づくものではなく、当時預言者ムハンマドが率いる2回の戦争で夫を亡くした女性の地位を守り、母子の生活手段を確保するために神が下した啓示であり、弱者救済策を目的としているとされる。複数の妻を有する場合は夫は妻らを平等に愛し、扱うことが義務とされる。
現代において、中東地域ではほとんどが一夫一妻となっている(シリア:95%)という。
セネガルではどうか?
『2人以上妻のいる人はかなりいるよ。僕も将来4人もちたいよ。』とウスマン(セレール語教師)
こんな状況です。
『Ngorはたくさん欲しくないのか?』ウスマン
『たくさん稼がなくちゃいけないし。それに嫉妬とか大変でしょ。』と、僕。
『嫉妬なんか全くないよ。』ウスマン
『嘘でしょ。』僕
『本当に。複数の妻が一緒に暮らしいるところもあるんだよ。今度そこに行こうじゃないか。』ウスマン
と、セレール語の授業の一環として、その家に訪ねることとなった。
訪ねたのはセレール語の教師マリックの宅。
妻を紹介してくれる。そして、次に二番目の妻。確かに2人とも一緒に暮らしいる。
問題はないの?と聞くと、2人とも笑顔で問題はないと答える。本当か?
セネガルでは家族はいればいるほど、楽になると考えられている。
社会保障制度が充実していないセネガルで、家族は強力な依存先なのだ。
その考え野中で、一夫多妻制が上手に解釈され活用されているみたいだ。
セネガルでは基本的に外で働くのは男性で、女性は家事をする。
家事を担当するものが増えれば増えるほど、女性の自由度は増す。
男性は家族を食わしていかなくてはいけない。
複数の妻を持つというのは男性にとって豊かさの象徴になっているのか?
といっても内情は色々あるとおもうのだが。
今後調査を続けます。
2 件のコメント:
女の人、一人でも扱いきれない男性も多いのに、一夫多妻はすごいね。
外で働く女の人もおるのん??
日本とほどではないけどかなりいるかな。僕の配属先である水産局女性支援室長は女性だったよ。彼女は公務員の傍ら、家具の輸入販売もしていて、かなり儲けているらしい。
男が家にお金は入れるのは義務であっても、女性が外で働いた分は別に入れなくてもいいんだって。そのかわり、女性が家事をしなくちゃいけないんだけどね。
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